.NET .NET Framework .NET Core ASP.NET…と.NETには様々な用語がありますが、
どれがどれかわからなくなって混乱するのでまとめていきたいと思います。
.NET
アプリケーション プラットフォームのこと。
C#、ASP.NET Core、Windows Formアプリケーションなども.NETの一部と言える。
.NET(プラットフォーム)概観
<参考>
【⚠️注意】
.NETというと
①全体のこと
②実行環境
の2種類のことを指す場合があり、その点で注意が必要である。
<参考>
Wikipedia バージョンの欄参考
.NET 数字
.NET Coreのこと。.NET Core 3.1以降のことを指し、.NET 5から使われている名称。
名称が.NET Coreから.NETと変更されたので、.NET Coreとはもう言わないらしい。
.NET Framework
Windowsでアプリを実行するための実行環境のこと。
“Windowsで”というのがミソ。Windows専用である。
他のOSでは使えない。
<参考>
.NET Core
クロスプラットフォームに対応した実行環境のこと。
Windowsだけでなく、Mac、Linuxにも対応され、OSに関係なくアプリを開発できる。
ASP.NET
元祖のWebアプリケーションを作成するためのフレームワークのこと。
.NET Frameworkを利用して、Windows専用のWebアプリケーションを開発するためのもの。
ちなみにASPはActive Server Pagesの略。
昔、使われていたシステムで現在は非推奨となっている。
こちらが使われているのはレガシーシステムともいえる。
ASP.NET Core
クロスプラットフォームに対応したWebアプリケーションを作成するためのフレームワークのこと。
Windows以外にもMac、Linux対応のWebアプリが開発できる。
Entity Framework
.NET Frameworkとセットで使われる専用のフレームワーク。EFと略される。
昔、使われていたシステムで現在は非推奨となっている。
こちらが使われているのはレガシーシステムともいえる。
Entity Framework Core
.NET Coreとセットで使われる専用のフレームワーク。EF Coreと略されがち。
開発者はSQL文を直接記述することなく、C#のオブジェクトを操作するだけで
データベースを自由に操作することができる。
このことをコードベースという。
データベースとオブジェクト指向のプログラミング言語を
マッピングするオブジェクトリレーショナルマッパー(ORM)
という仕組みを利用している。
<参考>
まとめ
特徴 | 古いor新しい | |
.NET | アプリケーションプラットフォーム | 新しい |
.NET数字 | クロスプラットフォーム対応の 実行環境 | 新しい |
.NET Framework | “Windows専用”の実行環境 | 古い |
.NET Core | クロスプラットフォーム対応の 実行環境 | 新しい |
ASP.NET | “Windows専用” Webアプリケーション フレームワーク | 古い |
ASP.NET Core | クロスプラットフォーム対応の フレームワーク | 新しい |
Entity Framework | .NET Frameworkとセットで使われる専用のフレームワーク | 古い |
Entity Framework Core | .NET Coreとセットで使われる専用のフレームワーク | 新しい |
ゲシュタルト崩壊起こしそう・・・
.NET.NETって書いていたんで途中で混乱することがよくありました(笑)
ゲシュタルト崩壊起こすくらいややこしいですね。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
拝見させていただき、すごく勉強になりました。
今後のブログアップ楽しみにしております。
>>ペーペエンジニアさん
コメントありがとうございます。励みになります。
他にも.NET関連の情報も発信しておりますので
ぜひご覧くださいませ。