この記事ではDockerでよく使うコマンドを厳選してまとめたので紹介していきます。
目次
Dockerコマンド
Dockerコマンドを使用する際には必ずDockerDesktopを起動すること!!
起動しないとエラーが発生する。
イメージの取得
docker image pull
例 hello-worldのイメージを取得する
docker image pull hello-world
取得とはダウンロードのようなもの。
:(コロン)を使うことでバージョンを指定できる。
docker image pull ubuntu:20.04
イメージの一覧取得
docker image ls
イメージの作成
docker image build -t イメージ名 .
Dockerfileをベースにイメージを作成するコマンド。Dockerfileがあるディレクトリで必ず行う!
Dockerファイルとビルドコンテキストからイメージを作成する。
- -tは作成するイメージに名前を付けるためのオプション
→イメージをタグ付けし、わかりやすい名前で管理することができる。
- . はDockerファイルの格納場所を示している
現在のディレクトリにあるDockerfileを使用してビルドすることを表している。
別のフォルダにあるDockerfileを使いたい場合は
ピリオドの代わりにそのフォルダへのパスを指定する。
.はカレントディレクトリ。
イメージの削除
docker image rm イメージ名
コンテナの起動
docker container run イメージ名
コンテナに名前を付けて起動する
docker container run --name コンテナ名 イメージ名
デタッチドモードで起動
docker container runで起動するとコマンドラインが占有されてしまい、他のコマンド操作ができなくなる。
デタッチドモードで起動すると他のコマンド操作もできるようになる。
docker container run -d イメージ名
デタッチドモードはバックグラウンドで実行することを意味する。
ホストとコンテナのポートを紐づけてコンテナを起動する
docker container run -p ホスト側のポート:コンテナ側のポート イメージ名
- -pを使うことでポートを紐づけることができる
- ホスト側のポートをコンテナ側のポートに紐づける。
→ホスト側はアクセスする側でコンテナ側はされる側。
例
docker container run -p 8080:80 test-image
コンテナーの一覧表示
docker container ls -a
起動中のコンテナを停止
docker container stop コンテナ名
コンテナの削除
docker container rm コンテナ名
StatusがExitedになっているコンテナしか削除できないので注意!
まとめ
最後に表でまとめておきます
操作 | Dockerコマンド |
イメージの取得 | docker image pull |
イメージの一覧取得 | docker image ls |
イメージの作成 | docker image build -t イメージ名 . |
イメージの削除 | docker image rm イメージ名 |
コンテナの起動 | docker container run イメージ名 |
コンテナに名前を付けて起動する | docker container run –name コンテナ名 イメージ名 |
デタッチドモードで起動 | docker container run -d イメージ名 |
ホストとコンテナのポートを紐づけて コンテナを起動する | docker container run -p ホスト側のポート:コンテナ側のポート イメージ名 |
コンテナーの一覧表示 | docker container ls -a |
起動中のコンテナを停止 | docker container stop コンテナ名 |
コンテナの削除 | docker container rm コンテナ名 |
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